2025年7月27-29日夏山集中登山 鹿島槍・針ノ木・五竜
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- 7月27日
- 読了時間: 5分
更新日:8月30日
爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳往復コース
A チーム: 7
B チーム: 7
サポート:1
(計15 名)
<コースタイム>
1 日目6:00 西山天王山駅→黒丸PA→恵那峡SA→梓川SA→扇沢駅バス停12:20→柏原新道登山口12:40 スタート→八ツ見ベンチ→駅見岬14:25→水平道→黄金岬16:00→種池山荘16:30、 2 日目種池山荘
3:30→爺ケ岳南峰4:10→爺ケ岳中峰4:32 ご来光→爺ケ岳北峰5:34→冷池山荘6:19 荷物デポ休憩→冷池山荘6:50→布引山8:35→鹿島槍ヶ岳南峰10:00(五竜チームと合流)→鹿島槍ヶ岳北峰11:00→鹿島槍ヶ岳南峰11:48→布引山12:56→冷池山荘13:53、3 日目冷池山荘5:40→爺ヶ岳北峰6:24→爺ヶ岳中峰6:54→爺ヶ岳南峰6:57→種池山荘7:44(休憩.ヘリ)8:15→柏原新道登山口10:39 下山→扇沢駅(針ノ木チームと合流)→薬師の湯12:30→13:50→エスカルプラザ15:00→梓川SA→恵那峡SA→黒丸PA20:28→大津
PA 21:00→西山天王山駅21:40
<報告>
1日目:今年の夏山集中登山は交通手段に中型バスを利用し、3 つのコースに分かれ総勢25 名で実施する。西山天王山を朝6時に出発。扇沢バス停12時20分着、トイレを済ませ柏原新道登山口をコース別に早々に出発。天気予報通り行程の3分の2 を過ぎた辺りから雨になる。途中雪渓を渡る時最後の部分が崩落しており、先に登っていたメンバーが最後の人が渡り終える迄雨の中補助をしてくれる。感謝です。種池山荘に到着後、小屋からテント場への通路に熊の親子が現れる。
2日目:3時30分ナイトハイクに出発。爺ヶ岳山頂でご来光を拝む。冷池山荘到着後荷物を最小限にして出発。山道はガレ場が多く登りにくい。鹿島槍ヶ岳南峰で後発の五竜岳組と合流。北峰までの山道は直ぐに険しい岩場が有り緊張しながら下る。途中高山植物に癒され雷鳥に会う事も出来た。
3日目:5時40分冷池山荘出発。下山途中、一人滑って転倒した際に手首を痛める。もう一人足首を捻挫して足を痛めるもそのまま下山。両者共、後日の病院の診察で骨折していたことが分かる。扇沢バス停で針木岳班と合流、薬師の湯で汗を流し、エスカルプラザで五竜岳班と合流、西山天王山駅21:40 到着
針ノ木サーキット+蓮華岳
参加者 5
2 日目 4:00 種池山荘→5:50 岩小屋沢岳→6:10 新越岳→6:40 新越乗越山荘→8:10 鳴沢岳→9:30 赤沢岳→12:00 スバリ岳→13:15 針ノ木岳→15:10 針ノ木小屋
3 日目 4:00 針ノ木小屋→5:10 蓮華岳→6:25 針ノ木小屋→7:40 雪渓取り付き→8:35 雪渓終了→9:15 大沢小屋→11:00 扇沢
<報告>
2 日目の朝3:30、空には満天の星。時間通りにスタート。しばらく寝起きの身体には優しい登山道が続き、新越乗越山荘に到着。こじんまりとしてアットホームな小屋。ここでお湯を沸かしてゆっくり朝食、この後の食事はすべて行動食となる。鳴沢岳、赤沢岳と、立山連峰、剱岳を間近で見ながら、素晴らしい景色の稜線歩きを堪能。眼下の黒部湖は吸い込まれ
そうな程の濃いブルー。ここからのスバリ岳、針ノ木岳はその名の通り剥がれやすい岩がトゲのように重なって大きな急登のアップダウン、崩落地も多く気が抜けない。細かい石のガレ場は体力を消耗させチーム内のスピード差がでてしまい、そこで先頭を入れ替えてスピードを調整。何とか3時少し回るくらいに針ノ木小屋に到着。3 日目、この日は必要分の荷物だけ持って蓮華岳をめざし4 時に出発。小屋前の急登を越え、ほぼ水平の稜線に出ると一気に視界が開ける。登山道の両サイドの砂地には広大なコマクサ畑が見ごろ。しばらくして蓮華岳山頂。この山行のメインは昨日の針ノ木岳だと思っていたが、まさにここが3 日間のクライマックス。裏銀座、穂高連峰、薬師岳、立山連峰、白馬連峰と北アルプスのオールスターが勢ぞろい、メンバー全員が感動の嵐に身を委ねた。針ノ木小屋で荷物をピックアップしたあとは楽しい雪渓歩き。一部雪解けで痩せたところもあったが、充分雪も残り、急登を喘ぎながら登るハイカーを尻目にすいすい下山。見上げる針ノ木雪渓は青空と相まってまた感動的な美しさ。ここからはほぼ遊歩道。大沢小屋で最後の休憩。途中クマの目撃情報を耳
にしたが幸運にも出会うこともなく扇沢に到着。チャーターバスを見つけたときは我が家に到着したような安心感で身も心も満たされた。
五竜岳縦走
参加者 5
2 日目:5:00 種池山荘~6:20 爺ヶ岳(中峰)~7:35 冷池山荘~9:00布引山~9:55 鹿島槍ヶ岳南峰~11:00 北峰~12:35 キレット小屋
3 日目:4:00 小屋~5:30 口ノ沢コル~8:40 五竜岳~9:40 五竜山荘~11:50 大遠見山~14:00 アルプス平駅~14:15 エスカルプラザ
〔報告〕
7/28 2日目(種池山荘~キレット小屋)
AM5:00 出発、一際雪を被っている剣岳を背に爺ヶ岳を目指す。爺ヶ岳からは槍ヶ岳もハッキリと見る事が出来、一面真っ白な雲海も広がっている爺ヶ岳南峰と中峰の間に高山植物の女王『コマクサ』が咲いている。冷池山荘まで300M 近く高度を下げる。次に布引山を経て鹿島槍ヶ岳を目指し登りが続く。鹿島槍ヶ岳南峰で鹿島槍往復チームと再会、皆で集合写真をパシャ。南峰からキレット小屋が見える。鹿島槍ヶ岳北峰の分岐から山の様相が岩稜に変わり今日の核心部八峰キレット!!梯子があるので慎重に登ればOK。八峰キレット~キレット小屋までが中々のアスレッチックな道のりが続いた。PM12:30 キレット小屋到着する。
7/29 3日目(キレット小屋~五竜岳~アルプス平駅リフト)
AM4:00 小屋出発。真っ暗な中ヘッ電を付け岩を慎重に登り降りをする。暗闇の中での岩は足元が一層見えづらく、目の前の岩、ザレ場、切れ落ちた細尾根を皆、慎重にでも楽しんでクリアして行く。道中に咲く沢山の花にも癒されながら・・北尾根の頭から本日目指す五竜岳がドーンとそびえている。五竜岳尾根の登りがかなりの急登で、ゆっくりとガレた石を落とさないように登る。山頂からは唐松岳その先の白馬三山まで望めた。五竜山荘からラストスパート遠見尾根を下る。この尾根道が本当に長かった。お風呂に絶対に入るという思いでリーダー先頭に前に進み、その思いが叶って14 時にはエスカルプラザに到着し入浴する事が出来た。