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窯が谷から小塩山へ

山行日 2023年4月14日(金)

参加者 男4 女7 計11名

コースタイム

 843東向日駅前バス乗車  918善峯寺バス停発 934三鈷寺 1010杉谷 1032東尾根峠  1110窯が谷けやき平 窯が谷花巡り 

1210大原野森林公園森の案内所 昼食1240 1330小塩山

1345 カタクリ自生地Nの谷 1429林道出合 1512大原野神社

1525南春日町バス停 1543東向日駅行きバス乗車 

<報告>

 花の開花と天候の具合を気にしながらの山行となった。三鈷寺からは黄砂の影響か、比叡山がかすんでいる。旧三鈷寺への道では咲きそろったウワミズザクラが迎えてくれた。急坂を登り終えてサクラがまだ咲いている杉谷で一服する。ハンノキ林を左に見て小川を渡ると一面にニリンソウが咲いている。踏まないように歩く。

東尾根から10 分ほど下ると谷川が流れる窯が谷のケヤキ平に着く。渡渉を繰り返しながら進むとネットに囲まれた花の楽園に。ニリンソウ、ヤマブキソウ、エンレイソウなどが迎えてくれる。さらにヒトリシズカ、イチリンソウなど近郊ではここでしか見られない花々が出てくる。つぼみが開きかけたヤマシャクヤクもあった。オオキツネノカミソリがネットの中で葉を伸ばし。大群落をつくっている。ただ、オレンジ色の見事な花は8月初めに咲くのでまた来たいと思った。

 19回の渡渉を終えて森の案内所に12時過ぎ到着。緑を増す木々を見ながらベランダで昼食をとる。案内所の入り口前は小塩山への登り口になっている。ゆるやかに登っていくとミツバツツジのトンネルもある。途中の山道からは外畑方面も見える。汗ばんだ肌に吹き渡る風が気持ちよかった。御陵を回って小塩山山頂へ到着。時間を気にして急いでカタクリ自生地のNの谷へ向かう。西山保護ネットワークの方々が保護の様子や花々を説明してくれた。チゴユリや白花カタクリなどに出会えた。炭の谷ではヤマルリソウやミヤマカタバミなども見ることができた。

 帰りのバスを気にしながら急な登山道を一気に大原野神社へ下る。芽吹いたモミジの若葉が美しい。1時間足らずで降りて余裕でバスにも間に合った。この日は花観察の人も多く、バス停や観察地では多くの知り合いと言葉を交わす。たくさんの花々にも出会え、満足のいく山行となった。



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