飯道山
- ホームページ担当
- 2023年5月10日
- 読了時間: 2分
山行日 2023年5月10日
男2 女3 計5名
コースタイム
928紫香楽宮駅着 940紫香楽宮駅 1030宮町登山口1045飯道神社P
1124神社行場巡り入口 1206東ののぞき 昼食1230 1235飯道神社
1257飯道山1318 1331杖の権現休憩所 1356岩壺不動尊(三大寺林道
分岐)1418飯道山登り口(フェンス) 1510貴生川駅着
1521草津行きに乗車 1613京都駅着
<報告>
草津線貴生川駅で信楽高原鐡道に乗り換える。車体には甲賀忍者が描いてあり、
新緑と田園の自然の中を走る雰囲気のある電車だ。信楽には聖武天皇の天平時代の
一時期、紫香楽の宮が存在した。宮殿跡の発掘が進んでいる。途中に遺跡群発掘事
務所があり、係の女性がその歴史や遺物について説明してくれた。
宮町登山口から林道に入り、しばらく歩くと飯道神社の登り口に着く。ここに駐
車場がある。登山道に入り、30分も登ると参道だ。そして大人のアスレチックー
行場巡りの始まりだ。鎖を頼りに巨岩を登り降りる。また胎内くぐりや蟻の塔渡り
など体をよじりながら進む。そして最後は東ののぞきに到達。ここは信長が琵琶湖
や安土城をのぞんだという「国見」の場だった。中世は飯道寺として、霊峰飯道山
の周囲に多くの宿坊があり、山岳修験の場として栄えたそうだ。
飯道山山頂には立派な標識があり、三上山も望め
る。霊峰だけに昔は下の杖の権現休憩所までしか立
ち入ることができなかったそうだ。急坂の途中に鈴
鹿山系が見渡せる場があり、鎌が岳、御在所岳など
はっきりと見えた。林道に出てからは谷川や新緑を
楽しみながら、のどかな里に下りた。あちこちに飯
道山への道標があり、地域に親しまれた信仰の山、
歴史の山であることが伝わってくる。
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