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2025年 6 月1日愛宕山クリーンハイク

参加者 男9女 13 計 22 名

コースタイム

清滝金鈴橋 8:40-月輪寺登り口 9:15-梨木大神 9:56-首無地蔵 10:53-龍の小屋 11:12-12:08―クリンソウの谷 12:17-愛宕山三角点13:14-愛宕神社石段下 13:38-1350-月輪寺 14:27-月輪寺登り口15:06-15:13-空也の滝 15-23-月輪寺登り口 15:37-金鈴橋 16:01バス乗車 16:30

<報告>

天候を気にしながら当日を迎えた。清滝についてもまだ霧雨が残る。参道登り口横の広場で 20 名が顔合わせ、軍手とゴミ袋を配って歩き始める。エゴやウツギの白い花が迎えてくれる。梨木大神から本格的な登山道だ。杉林が大規模に伐採されたあとにはクヌギやコ

ナラ、カエデなどの落葉広葉樹が植林されている。数年後は新緑の若葉がまぶしい光景に

なっているだろう。谷沿いを上がると黄色いジャケツイバラの花が目立ってくる。

竜の小屋に 11 時 10 分到着。龍の小屋のメンテを兼ねて小川さんと簾さんが、ストー

ブを焚いて迎えてくれた。汗でなく霧雨で濡れた体を温める。ストーブ前、お座敷、そして野外と 3 つに別れて食事をとったので交流ができなかったのは残念だった。クリンソウは一輪だけネットの前に花を開いていた。昼食後クリンソウの谷をあがって行く。今年も葉は茂っているが花茎はかじられていた。しかし新録の木々に囲まれて別世界の趣がある気持ちのいい谷だ。歩いていると後ろから悲鳴が。ヤマヒルが靴についていたのだ。愛宕山では初めての経験だった。湿地では油断大敵だ。ヘリポートの広場からぐるりと回って愛宕三角点に上がる。愛宕神社石段下で休憩したあと月輪寺(つきのわでら)へ降りる。空也上人が中興の祖という月輪寺は法然上人も修行に来た古刹で仏像など見所もある寺だが、大集団なのでお賽銭をあげてそっと通り過ぎる。月輪寺への道は歩きやすいが長い。バスの時間が気にかかるので、空也の滝には8名だけが寄り道する。高さ12m 京都市近郊では最大級の大きさだという。霊場として知られ、現在も修行に来る人がいる。滝の前、鳥居には卵が供えられていた。竜神がいただくのだろう。見事な滝だった。今回登山路にはごみはほとんどなく、燃えるゴミ(ゴミ袋のほうが多いかも)で1キロ 燃えないゴミ(瓶、缶など)で600gと少量だった。

なお連盟の自然保護委員会ではクリーンハイクに合わせて土壌調査を実施し、乙訓の会は、首無地蔵と龍の小屋の2点で土を採取した。


 
 
 

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