2025年4月5 日峰床山
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- 4月5日
- 読了時間: 3分
参加者 男2 女5 計7名
8:15京都駅発湖西線 8:34堅田駅着 8:51細川行江若バスに乗車9:42葛川中学前発 12:07中村乗越 12:15-13:00八丁平13:45クラガリ峠 13:51-14:10峰床山 14:40俵坂峠 15:35寺谷峠分岐 16:05 花脊の三本杉 17:18 大悲山口バス停 17:52 バス乗車 19:14烏丸北大路 地下鉄烏丸線で帰る 15キロ 歩行7時間
堅田駅から細川・葛川坊村行き8 時51 分発のバスに乗る。今では冬季を除く土日1 便だけの運行となり、蓬莱山や皆子山への登山口の平(だいら)もこのバスなので、バス利用の登山者には大変不便なものになった。葛川中村で下車して安曇川(葛川)を渡って江賀谷に沿った林道を進むと、林道終点近くで谷が右と左に分かれる。大岩の少し手前で渡渉場所を選び、慎重に足を運ぶ。さらに右股の崖をトラバースしながら進むと斜面にロープがついていた。ところが先の道が細く不明確で、誤って崖状の道を上がるとさらに急な斜面になった。もちろんロープはない。懸命に足を踏み込み急斜面を進む。何とか無事に元の道に合流することができたが危険なことだった。さらに渡渉を繰り返し、やっと谷を離れ急な尾根を上がっ
ていくと稜線上の中村乗越へ到着。ここから周りを山に囲まれた盆地状の八丁平を望める。5 分ほど降りると看板があり、周りをネットで囲まれた湿原に出る。木々は葉をすべて落としている中でそこに取りついたヤドリギが目立っていた。湿原を南の方向に回り込み、ゆる
やかに登っていくと視界が開け、湿原の中を大きく蛇行しながら苔むした水の流れが見える。ところどころに雪が残っており、素晴らしい景観となっていた。昼食後、湿原の西から江賀谷左俣の源流をたどってクラガリ谷から雪を避けながら登ると峰床山につながる鞍部に出た。しばらく登ると白い風化木が見え、峰床山(969.9)へ到着。木々は葉を落としているのでほぼ四方の山々を見渡せる。皆子山(971.3)に続く京都府第2の高峰だが展望の良さから名峰として人気が高い。1.4mの石のケルンを積んで皆子山を越えようとしたそうだ、
先の鞍部から展望所を経て降りていくと立派な表示板の立つ林道に出る。俵坂峠から急な道を降りると、あとは緩やかな林道をひたすら歩く。バスの時間まで余裕があるので、花脊の三本杉に立ち寄ることにする。峰定寺の御神木で樹高日本一の杉は高さ62.3m、見事なものだった。峰定寺は北の大峰と言われる山岳寺院で清水寺のような舞台づくりの本堂だが今は拝観できなくなった。美山荘の立派な桜もまだまだ開花に遠い。最終バスは暗い夜道を1時間25分走り、烏丸北大路の地下鉄乗り場についたのは19 時14分だった。
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