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2024年10月12日山の辺の道 三輪山登拝

参加者 男2 女5 計7名

コースタイム

7:41近鉄京都駅=9:05近鉄櫻井駅 9:16→9:41仏教伝来の地9:51金屋の石仏→10:00三輪山平等寺→10:11大神神社→10:24狭井神社(三輪山登拝口)→11:30 奥津磐座(467.1m)→12:40 狭井神社(下山)→12:45 大神神社→昼食 13:15→13:36 桧原神社→15:12 天理市営駐車場→15:28JR柳本駅15:48発=16:12 JR奈良駅 16:37発みやこ路快速で1712京都駅へ。歩行5時間44 分 歩行距離15㎞

<報告>

長かった猛暑も、10月になってやわらぎ、やっと山行にふさわしい季節になった。日差しはまだきついが、風や日陰は気持ち良い。山の辺の道は、奈良と飛鳥を結んだ古代の主要幹線道路であった。神話の舞台でもあり、日本有数の古墳密集地でもある。大神(おおみわ)神社には拝殿はあっても本殿はない。背後の三輪山が「ご神体」=神奈備(かんなび)で、祭祀は山の中で営まれる。大神神社には平等寺という、神宮寺があったが、明治維新の廃仏毀釈で有名な金屋の石仏を始め、お寺、仏像が破壊されそうになった。しかし町内有志の方の努力によって守られ、再建された。托鉢してお寺を再建した和尚さんが詳しくその由来を話してくださった。大神神社はたくさんの参拝者で賑わっているが、登拝する人は限られる。三輪山への参拝口である狭井神社で参拝料300 円を納め、首に白い参拝証をかける。

身を清める白装束の代わりである。ご神体の中に踏み入れるのだから荷物やカメラはだめ、山頂の磐座(いわくら)をめざして登る。標高467mの三輪山へ、80mの参拝口から登り始める。急な階段や岩場もある。大神神社の休憩所に戻ってお昼をとったのは1時前になっていた。ここからは平たんな山の辺の道、無人販売所に置かれた地域の産物を楽しみに歩き始める。柿の見定めや購入の是非など思い悩むことも。古社寺、万葉歌碑、古墳などいにしえの世界にロマンをはせながら気持ちよく歩く。途中、大和三山(香久山・耳成山・畝傍山)、葛城山、金剛山、そして生駒山、二上山も見渡させ、楽しい山行となった。

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